起源

昔から多くの子供達の間で遊ばれているであろうチャンバラにスポーツと護身道の要素を交え、1971年に田邊哲人現会長により発祥しました。
小太刀護身道が起源のため、護身の要素もまた強く持っています。
現在会員は32万人を数え、首都圏を含め全国の大学にもスポチャンの輪は広がりつつあります。

どんな競技か

面をかぶり、得物(武器)を持って戦います。一本勝負で、基本的にどこを打っても一本になります。
種目は小太刀、長剣、二刀、得物自由、槍、棒、杖、短刀、盾小太刀、盾長剣などがあります。
大会では自分の好きな種目を選択して出場することもできます。


道具は面と得物

防具は面だけです。人によっては籠手を使います。得物はエアーソフト剣を使います。途中まで芯が入っていて、その先は空気を入れる仕組みになっています。
種類は小太刀(60cm)、長剣(100cm)、槍(200cm以下)、棒(200cm以下)、杖(140cm)、短刀(45cm)です。


小太刀と長剣 面
小太刀と長剣

 ・小太刀
  一番最初に練習する、最もオーソドックスな武器。
  60cmの剣で片手に持って試合をする。

 ・長剣
  小太刀と並んで基本となる武器。
  100cmの剣で、基本は片手で扱うが、
  両手で扱わなければならない『両手長剣』も存在する。

 ・二刀
  片手に小太刀、片手に長剣を持って戦う。
  主に、小太刀で相手の攻撃を防いで、長剣で攻撃する。

 ・槍
  200cmある、最も長い武器。
  他の武器と違い、相手を「叩く」ことは許されず、「突き」のみ有効となる。

 ・棒・杖
  持ち手の両端に長剣の刃がついたものが棒、小太刀の刃がついたものが杖。
  上下両端に刃が付いているので、攻めながら守る、守りながら攻める、と言った
  まさに攻防一体の戦いができる。

 ・盾小太刀、盾長剣
  片手に盾を持ち、もう片方の手に長剣、又は小太刀を把持する。
  盾で相手の攻撃を防いで、長剣又は小太刀で攻撃する。


  …他にも種目はあるので、詳しくはメール、もしくは体験会で!

大会

県、市町村、道場で行われる大会や学生選手権、全日本選手権、世界選手権など日本全国で年間約170近くの大会が行われています。

〜学生大会〜
毎年6月ごろに関東学生大会、10月ごろに全日本学生選手権大会を行います。
2015年度の全日本学生選手権大会には、全国の大学から380人が参加し、新人も150人ほど、女子も80人近くが参加しました。
両大会とも新人の部があるので、1年生も大会で勝つ経験ができます。


〜全日本大会、アジア大会、世界大会
毎年8月に全日本大会とアジア大会、11月に世界大会が行われます。
世界大会には約30カ国から様々な選手が集まります。
全日本大会と世界大会はほぼほぼ日本で行われますが、アジア大会はタイやニューカレドニアなどアジア・オセアニア圏の諸外国で行われるので、
出場希望の人は海外遠征のチャンス!

〜その他地方大会〜
年中、東京神奈川他一都三県や、大阪名古屋北海道など全国で大会が行われています。
事前申し込み必須の大会もありますが、大体参加自由なので、大会に出てみたい!という人は是非。


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